沼津にある深海魚水族館に行って来ました。
こちらには世界で唯一、冷凍保存されたシーラカンスが展示されています。
その何が凄いかというと、博物館に展示されている剥製は外側だけで内臓や筋肉などの中身がないのですが、このシーラカンスは血液もちゃんとある状態で展示されています。
維持費が大変だろうなぁと密かに思いつつ観察しました。
この館ではシーラカンスが泳いでいる映像もあるのですが、胸ビレの動きが魚のそれとは違ってまるで手のように縦横無尽に動いているのが印象的でした。
シーラカンス骨格標本の展示では背骨が輪切りになったものが展示されています。
中が空洞になっていていて、以前から「ここには何が詰まっているのだろう」と思っていたのですが、シーラカンスには背骨がないそうで、子供のころから疑問に思っていた事が解決したのがちょっと嬉しかった。
因みに生息地のコモロでは「ゴンベッサ」という名前が付けられていて、「食べられない魚」という意味だそう。
昔食べた日本人がいたそうで、食べた感想は歯ブラシを食べているようだと記録されているそうです。
宝石の様な瞳が印象的でした。
ダイオウグソクムシ。
いつも撮影し辛い場所にいて変な写真しか撮れなかったですが、今回は真ん中にいたのでちゃんと撮影出来て嬉しかった。
タカアシガニはやっぱりデカイ。
館の規模は小さいですが、とても楽しめました。